自分の名前から隠された運命を知る方法に、字画を使った姓名判断があります。ただ画数を数えていけばいいのかと思いきや、その仕組みは少々込み入っています。基本的な計算方法と運勢の見方をご説明しましょう。
■長い歴史がある姓名判断は改名や赤ちゃんの名前に活用しよう
姓名判断は、古代中国で生まれた占術をベースに、統計学の要素も入った名前占いの一種です。数によって運気が決まっていて、名前の字画によって、吉凶を判断するのが特徴です。子どもの名付けや改名のとき、戒名をつける際などの参考にしましょう。
■一生の運勢を細かく知りたい！姓名判断の五格と四運を説明
姓名判断では、画数を数える部分によって、数にそれぞれ名前が決まっています。この数を五格といい、そこから読みとる4つの運格を、四運といいます。
五格の数え方と用途
・総格…苗字と名前の総画数。仕事運を知るのに使う
・天格…姓の字画を合計したもので、家族に共通。先天的な運勢が見えてくる
・地格…名前の画数の合計で、30歳ぐらいまでの運気が分かる
・人格…苗字と名前がつながる部分の二字の字画。性格や人間関係を表す
・外格…姓の一字目と名前の最後の文字の画数を足したもの。晩年の運勢を見るのに有効
四運一覧
・家庭運…未婚者の結婚運や夫婦関係・親子関係、幸福度などを診断する
・社会運…家の外での対人関係や名誉、金運などを探る
・内運A…晩年からの充足感で、他の運格から影響を受ける
・内運B…若いころの満足感で、他の運格から影響を受ける
実際に占うときは、五格と四運を組み合わせて複合的に導き出します。慣れていない初心者には難しく、算出ミスも少なくありません。専門のサイトで計算してもらうか、プロの占い師に相談するのがおすすめです。
画数一覧表を見ながら、それぞれの項目を診断していくのですが、少し複雑です。無料サイトなら、名前を打ち込むだけで運や相性などを調べられますし、さらに興味をもったなら、プロの鑑定士に依頼するのもいいでしょう。
