お正月といえば初詣に多くの人がいきます。ここで一年の誓いを新たに立てて、日頃の感謝の気持ちを再確認するという人も多いのでは。もちろん参拝も大事ですが参拝が終わったあとのおみくじも定番です。しかしおみくじの詳しい結果の意味や期限、占いとの違いをあなたは知っていますか。ここでは基本的な知識について紹介します。
初詣のおみくじはいつごろから始まったの?
このオミクジの期限は実は1000年以上も前と言われています。元三慈恵大師良源上人と呼ばれる人が、現在寺社仏閣で行われているオミクジの原型を作った創始者と呼ばれています。この元三慈恵大師は師が比叡延暦寺で南北朝時代に、中国から伝達した易学を参考にして、元三慈恵大師が作り上げたと言われています。
この元三慈恵大師が作り上げたみくじは他の寺にも瞬く間に広まるようになりました。当時すでにみくじ本と呼ばれるオミクジの解説書まで登場するほどの盛況でした。その時から占いの一種として考えられてきました。
現代のオミクジとは?
意外に知らないのが寺と神社のオミクジの違いです。お寺のオミクジは漢文で、神社のオミクジは和歌で書かれているものが多いです。そして基本的にオミクジはお尋ねごとの時に使用されます。逆に仏さまや神様にお願いをするときは祈祷をします。
正式なオミクジはまずは僧侶の前で今自分が悩んでいることを打ち明けるところからスタートします。そして、その僧侶が引いたオミクジを受け取り、僧侶から教えを受け取るのです。
オミクジの期限とは
オミクジは基本的に期限を持ちません。自分の悩み事に合わせてその意味を指針として役立てるという方法が最適なのです。ですからあなたのお願いごとや尋ねごとをが解決した時に、その役割を終えるのです。
引いたオミクジは、木に結び付けなくては行けないと思っている人も多いですが、実は好きにしても構いません。しかし捨てられないというのなら、木に結ぶか、お焚きあげを頼みましょう。
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