算命学の「厄年」にはちゃんと意味がある!天中殺に生まれてくる子供の役目とは

算命学の世界には、何をしても思い通りにならない厄年のような「天中殺」という期間があります。では、その時期に生まれた子供はどうなるのでしょうか? ここでは、天中殺が持つ重大な役目について紹介しましょう。

算命学は古代中国の学問を発展させた占い

算命学は算命術ともいい、古代中国で生まれた陰陽五行説をベースとした運命学を日本で占いとして大成させたものです。「算命」とは「運命を算出する」という意味で、誕生日から干支を割り出し、その人の性質や生まれ持った運命を導き出します。

何度か巡ってくる天中殺をやり過ごす方法

運気は絶えず変化しており、誰でも物事が上手くいかなくなる時期を経験するものです。算命学では厄年のような期間を「天中殺」といい、10年のうちの2年間、1年のうち2か月ほど、やってくるとしています。

結婚や引っ越し、ビジネスなど、あらゆることが裏目に出てもどかしくなりますが、それまでにたまった悪い運気を排出するいい機会と捉える役目があります。自分から行動しようとせず、自然の成り行きや周りの意向に身をまかせることが大切です。

天中殺に生まれた子供が持つ役割、子育てのポイントとは

親が天中殺の時期に子供が生まれた場合、その子は家や両親に災いをもたらすのかといえば、そうではありません。親や家系とはあまり関わらない人間として育つとされており、家の子というよりも、社会の子としてみなした方が無難でしょう。

親から気を受け取ることは期待できないため、ある程度手がかからなくなったら積極的に介入するのは避けましょう。勉強よりも、スポーツや芸術といった活動に力を入れるよう誘導すると、周りとの関係も良好になります。

厄年のように運気が落ちてしまう時期は誰にでも巡ってきます。運勢が悪い、というと良くないイメージが強いかもしれませんが、物事が上手くいかない期間にもしっかりと意味があるので、ポイントを押さえてなるべく心穏やかに過ごせるようにしましょう。