人間関係で悩んでいる際に、「腐れ縁の人と離れたいけど離れられない。ひょっとしたら前世で関係があったのかも？」と多少なり想像してみたことがあるのではないでしょうか？
前世からの良縁で幸福になれるケースもあれば、その逆もまたしかりですね。
前世占いなど信じない！という人でも、人間関係のしがらみから自由になりたい、腐れ縁から開放されたいという願いでは同じだと思います。
本当に自由を得るにはむやみに縁を断ち切るのではなく、悪縁にも活かし方というものがあります。
ここでは、過去から今世に影響を及ぼす縁について、解説していきましょう。
占いで過去からの因縁を理解する
「あの人とはなぜいつも対立してしまうのだろう？」「初めて遭ったばかりなのに懐かしい感じがする」といった不思議な感覚の原因は、占いで明らかになることがあります。
自分の生まれる前においての別の人生では、親友や恋人同士、或いは家族や仇だったりと、腐れ縁と言っても多種多様な関係があります。
過去生においての相手との繋がりや関係性がわかれば、今世においての関係にも納得がいくばかりか、うまく付き合っていくヒントになるでしょう。
たとえ今の関係が嫌なものだったとしても、それは過去の因縁の影響だと知るだけでも、だいぶ気持ちが軽くなるのではないでしょうか？
来世のために良い行いを心がけよう
占いでは、今世だけが自分の人生ではなく、過去から連綿と続いてきて未来へもずっと魂が生まれ変わって続いていくという考えに基づいています。
今世で悪い行いをすると、今の人生では何事も無く終わったとしても、来世以降では因果応報となって返ってきてもおかしくありません。
できれば、昔からずっと受け継がれてきた悪い因縁だけは、今世にでも早いうちに断ち切っておくのが望ましいです。
もしも悪縁でつながった人が、理不尽にも見える行いをあなたに対してしてきた時でも、決して同じように悪事を働くべきではありません。
あなたがお返しした悪事はさらに相手からの悪事を受けることにつながり、その繰り返しもまた来世へと受け継がれてしまうからです。
やり返せないのは非常に悔しい思いをしますが、輪廻と因果応報の思想で客観的に今の状況を見つめれば、いかにバカバカしいことなのかと冷静になれるのではないでしょうか？
今を生きるヒントにもなる
過去のことは過去のこととして割りきるだけでなく、過去生から受け継いできた才能や運を現世でも活かすヒントにもできます。
振り返ってみれば、過去生と現世で自分が送ってきた人生との間に、意外と共通点も見つかることでしょう。
今までの人生では見えてこなかった秘められた才能や願望が、過去生を明らかにするのを通じてはっきりと現れてくる人もいます。
先が見えず立ち止まった時には、一度自分の過去生まで振り返ってみて、魂の本質に迫るのもいいかもしれませんね。
