運命星から分かる大殺界と空亡は運気の低迷期!この時期にやってはいけないこと

六星占術の大殺界と並んで、不吉な時期であるとされているのが、四柱推命「空亡(天中殺)」という考え方です。
空亡とは、占いの世界では「何をやってもうまくいかなくなる」「何か別れを暗示している」といった良くない意味でとられています。

しかし、その時期に入ったからといって悪いことばかりとも限りません。
ここでは、あなたにとって物事を新しくスタートするべきではない時期を知る方法や、その解釈の仕方をまとめています。

空白の2年間とはいつなのか?

空白期間を知るにも、四柱推命で生年月日を元に簡単な計算を行い、あなたの運命数を診断するだけで運勢の流れもわかります。
四柱推命の専門的な本やサイトでは、運命数の導き出し方や、全体的な運勢の時期による流れが解説されているので、詳しくはそちらに譲ります。

運気が低迷しているこの2年間は、その後の人生に大変な影響をおよぼすほどの、運命の転換期でもあります。
この時期の過ごし方次第では、一生ものといっていいほどの選択を迫られるでしょう。

どう過ごしていれば良いのか?

この時期にむやみに成功や幸福な恋愛を求めても、空亡が終了する頃には霞のように消えていく運命にあります。
その名が意味しているとおりに、全て空虚で移ろうものと捉えていないと、手放した時のショックで立ち直れなくなるかもしれません。

それに反して、気持ちの方はなぜか焦りが募り、一時的な大恋愛や事業に立ち向かわずにはいられなくなる衝動も出てきます。
夜中に目が覚めた時に、昼間には感じなかった不安や恐れがひときわ感じられるのと似たような現象で、とにかくそれらを解消したくなるせいなのです。

一時期不安を紛らわせるための逃避先としては構いませんが、それが一生続く保証はないのを肝に銘じておきましょう。
少なくとも、運命的に感じた相手でも早急に結婚を決断するのは禁物です。
低迷期が過ぎるとすっかり気持ちが冷めてしまい、結婚を後悔してスピード離婚するパターンが多いからです。

自分を高める時期にしよう

行動に移したり、良縁には恵まれない時期ではありますが、代わりに自己を見つめなおして、高めていくにはうってつけの期間でもあります。
良くも悪くも、何もかもがリセットされる期間なので、今まで積もってきた重荷からも開放されるという意味もあるんです。

過去にとらわれず、自分の可能性を模索し、現状を打破するチャンスでもあります。
早急な行動や決断は禁物ですが、低迷期から抜けだした後のブレイクスルーのためにも、下準備を整えていきましょう。

低迷期が終了するとひとつの運気のサイクルが巡るため、それ以降はこれまで塞いでいたのがウソのように新しい環境や刺激にワクワク出来るでしょう。
2年間は長いようでいてあっという間なので、慎重になりながらも無為に時間を過ごさないように、今できる範囲のことに集中してみてください。